走打MIDNIGHT

  

初心者にオススメに続いて、鉄則崩壊シリーズという事で、シーバスアングラーの中で、まことしやかに囁かれる鉄則が本当か？と言う問いかけをしていこうと、いう事で、不定期連載？してみようと思いますw

今回は、記念すべき、その第一回目と言う事で、タイトルは、

北西風でベイトが岸際に寄ることにより、シーバスが釣れるのか？

シーバス初めてやっと二年目の奴が過去の経験？チャンチャラ可笑しいぜぇ〜。と思うかもしれませんが、お構いなしに斬り崩したいと思いますw


ものの本を読むと、必ず当たり前の鉄則のように書かれている北西風のあたる場所での釣行は釣れんのか？

理屈は、ベイトは風に弱いので、風で押されて、岸に追い詰められ、シーバスもそれについて接岸するらしいです。

僕はサンデイアングラーなので、爆風でも潮が悪くても土日祝祭日盆と正月しかできません。去年も今年もこの時期は、風速15m/s程の爆風の中でもキャストしてます。

これで思う事は、ベイトが風に弱いと言うのはどうかわかりませんが、爆風で岸に寄っているベイトを見たことがありません。ベイトが風でよるのはせいぜい風速5m/s以下のちょっと風で、海面がザワザワするくらいの時です。この条件ならベイトの接岸は、拝見した事があります。

12月～3月迄の期間で、こんな条件のそろう事は殆ど無く、土日のみの釣行なら、月一回有るか無いかではないでしょうか？

殆どは爆風ですが、ベイトが風に押されるなら強ければ強い程言い訳です。でも、爆風では、ベイトが接岸ていません。見たこと無いです。
爆風になると、多分岸から離れて、ディープに落ち着くのではないでしょうか？

爆風で釣果が出るのは何も北西風があたる場所じゃなくてもいいんです。
西向きで釣ってますし、逆に東向きでも釣れてます。
北西風で北西に面した堤防に乗って、何故釣果が上がるか？
海面が荒れて、ルアーの着水音がかき消されます。
キャストの下手な僕にとってはラッキーですw
風で押し付けられた潮は離岸流を発生させそれに乗って、岸から離れようとします。ここに流れの変化ができ、離岸流の両脇にルアーを通せば釣れやすいと言うことでしょうね。
後は、荒れると補食しやすいのか、これから荒れるから先に食べなきゃ、くいっぱくれるのか？わかりませんが、それらの理由でシーバスの本能が食えと命じるのでしょう。なのでベイトを岸に追い詰めている。と考えられます。

つまり、北西風だから北西風に立ち、北西にキャストしたりテクトロしても、必ず釣果が良い訳ではないです。

よって、
北西風でベイトが岸際に寄ることにより、シーバスが釣れるのか？

の鉄則は、風にベイトが弱くて接岸する訳でもなく、北西面全ての釣果がよい訳でも無い。
更に、風により活性の上がったシーバスが ベイトを追い込んで、接岸させているので、メカニズムが逆！
ゆえに、鉄則崩壊です。

如何でしょうか？
今後も、このように、鉄則を崩壊させていきたいと思います。

自分で書いた過去のブログも、論理矛盾なんて散々発生しています。また、経験を積めば違う視点での考察もできると思いますし、本等の著者自体も常に進化していますので、訂正したい部分はいくつも出てくると思います。

僕も日々進化していきたいと感じていますので、今後とも宜しくお願い致します。